現状を打破する「気づき力」10倍アップ法

目安時間:約 4分

結果が出せないあなたに。

 
 
音楽、スポーツ、試験勉強など何かをimage
マスターして結果を出す。
 
 
生きていると、誰しもそうしたことに
迫られる場面があるだろう。
 
 
しかし、なかなか結果が出せない
という人のために、
 
 
こんな考え方を紹介したいと思う。
 
 

結果を出すための”抽象度コントロール法”

 
 
僕は、音楽を始めた時、楽譜が全く
読めず、音感もなく、という落ちこぼれ
だったが、
 
プロとして身を立てられるようになり、
日々、音楽を楽しんでいる。
 
 
もちろん、サックスが好きだったから、
練習に時間をかけ、いろんな人に教えを
乞い、上達できたわけだが、
 
 
コーチングを知った今、
もっと効率よく上手くなる方法があるように思う。
 
 
そして、僕のレッスンに導入して大きな
成果を出しているので、
 
 
今回ご紹介したいと思う。
 
 
それは、「抽象度を上げたり、下げたり
して考える」ということだ。
 
別の言い方をすると、視野を高くしたり、
低くしたりしながら、自分のマスターしたいものに
整理をつけていく方法だ。
 
 
何かをマスターする時の障害になるのは、
何がわからないのかわからない状態だ。
 
 
それを整理をつけていくことであぶり
出していくのだ。
 
 
例えば、楽譜を練習していてできない
ところが出てきたら、楽譜の要素を切り
分けてみる。
 
楽譜には以下のような要素(情報)が入っている。
 
・音符、休符
 
・リズム
 
・音部記号、調号、拍子記号などその曲の
大枠を示す記号
 
・強弱、速度、表現などの記号
 
・ダルセーニョ、コーダマーク、リピート
マークなど譜面の流れを示す記号
 
 
こういったものに分かれる。
 
そして、自分がどこを理解していないのか
見極めていくのだ。
 
多くの場合は、
 
指がオボついていない、音が出ていない、
リズムが取れていない、
 
など、基礎体力に関係する部分が弱い場合が多い。
 
指がオボついていないのであれば、
吹かずに、指の練習のみに集中する。
 
吹いていると、自分が思うより力んでキーを
抑えている場合が多い。
 
吹かずに指を練習すると、余計な力みが取れる。
 
そして指が早く正確に動くようになる。
 
音が出ていない場合は、ロングトーンが足りて
いない。
 
音を伸ばすことができないのに、パラパラ
吹けるはずがない。
 
だから、ロングトーンをして音の安定化を図る。
 
リズムが取れていない場合は、メトロノームを
使って練習していない場合が多い。
 
なので、ゆっくり目のテンポから全体や部分
練習をする必要がある。
 
というように整理をつけていくことで、問題は
解決されていく。
 
(もちろん、客観的に整理できない場合も
あるだろう。
 
そういう場合は、レッスンに通うなりして、
プロからアドバイスをもらうようにすれば良い。)
 
 
 

抽象度で大宇宙を捉える

 
 
これまで、抽象度を下げる方向、つまり
具体的な問題点を探る方向で考えたが、
 
あげることも大事だ。
 
楽譜を読むことは、「演奏」の一要素でしかない。
 
他に、アンサンブルをする、音をよく聴く、
などもあるだろう。
 
そして、演奏は、「音楽」の一要素でしかない。
 
他の要素として、音楽を聴く・感じるといった
こともあるだろう。
 
(演奏する時に聴く要素なくして、演奏できない
が、あえて分けている。)
 
 
そして、音楽は「芸術」の中に含まれる。
 
 
芸術は、自己表現と言えるだろう。
 
自己表現は、生きることにつながっていくだろう。
 
というように、
たかがサックス、たかが音楽だが、
抽象度を上げることで視野が広がり、見えてくる
こともある
 
 
何かをマスターする時には、こういった高い視点
から考えることで、目的や大事なことを見据えて
取り組めるだろう。
 
そして、そういった視点からやるからこそ、
結果もついてくるのではないか?
 
 
みなさんも、ぜひ取り組んでもらえたらと思う。
 
 

この記事に関連する記事一覧

comment closed

トラックバックURL: 
プロフィール

苫米地式認定コーチ:三木俊彦

苫米地式認定コーチ:三木俊彦
詳しいプロフィール

カテゴリー
Twitter でフォロー
最新投稿
タグからもチェックしよう!
アーカイブ
2024年12月
« 8月    
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031