僕は、プロのシャズサックスプレイヤーになって
もうすぐ二十年になるが、
中1の時にサックスを始められたのは、
当時、母の経営するお店の常連さんがポーンと
サックスを買ってくれたから。
(この話をすると長くなるので母に買ってもらったと
話しているが、じつはこっちが本当です。。)
その後、僕はサックスの魅力に魅せられ、
没頭し、毎日毎日、日が暮れるまで吹きまくることに。
当時はバブル絶頂期の1980年代後半。
人望もあり、羽振りもよかった経営者のTさんが
買ってくれたのだ。
彼は元々バンドマン上がりで、
僕が高校生の時にジャズをやり始めた頃、
自分たちのライブにも誘ってくれて経験を積む機会を与えてくれた。
けどある時、母が、、
「Tさん、大変なことになったよ!!」
と聞かされた。
なんと、社運をかけた投資が大失敗して億単位の損失を出したのだ。。
それで、自社ビルの屋上から飛び降り自殺をしようとした
ところ社員に止められたらしい。
僕はなんて言っていいのか分からないくらい驚き、
悲しい気持ちになった。。
その事件があった後、Tさんの顔からは笑顔が消えて、
ネガティヴなことばかり言うようになった。
たまに僕が会っても、
「お前は楽しそうでいいなっ」
みたいな発言をするようになった。
そうして数年が経ったある日、また母から連絡があった。
「Tさん自殺したらしいよ。。」
それを聞いた僕は言葉を失った。。
「えっ、なんで???」
心にぽっかり穴が空いたような無力感に襲われた。。
Tさんは、彼のうちの近所のH電鉄の線路に
入り込んで電車に、、この先は書くのはやめておこう。。
亡くなった時の顔は穏やかだったそうだ。
苦しみから解放されたことの表情だろう。
よっぽど毎日がしんどかったのだろう。
けど、僕は納得できない。
だって、、おかしいでしょ。。
少し冷静になれば解決法はあったはず。。
人間、誰でも失敗くらいするじゃないか。。
けど、本人は視野がめちゃめちゃ狭くなって、
思い込みに苦しみ、
「死」
という言葉しか見えなくなったのだろう。
その後、僕も大人になり、いろんな人生経験を積み、
そしてコーチングに出会い、
その時の自分自身の無力感を解決する方法、
過去にひきづられずに未来に向かって邁進できるマインドの使い方、
愚かなことをしようとする人々を救う方法、
それはコーチングしかない!
と確信して、現在、様々な活動をしている。
これを読んでいるあなたも、
もしかしたらギリギリのところにいるのかもしれない。
何もかも投げ出してしまいたい気持ちにかられてるのかもしれない。
けど、そうする前に、騙されたと思ってコーチングに触れてみてほしい。
僕には、それに応える用意があります。
寄り添って人生を打開するサポートをする覚悟があります。
出口のない真っ暗闇を歩き続けるのか、、
希望に満ちた日々を生きるのか、、
あなたはどちらを選びますか??
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