最初は、音大の同級生たちと切磋琢磨
してプロを目指していたわけだけど、
そのうちに1人、2人と、プロの道を諦めて
行きました。
諦めた理由はいろいろあるでしょう。
- 違うことをやりたくなった。
- プロになるほどの情熱を持てなくなった
- 自分には向いていないと思った
など、様々な理由があると思います。
でも、どうしてもなりたいけどなれな
かった人もいます。
では、プロになるかどうかの境目はどこ
なのでしょうか?
僕は、
「自分が目指すべき人たちとどれだけ一緒に
過ごすか?」かなと思います。
これをコーチングでは、
「場の共有」
と言います。
自己啓発などでは、
"自分を変えるなら、環境を変えろ"と言います。
1番手っ取り早く、かつ効果的なのは、
「引っ越し」でしょう。
生活全体への影響が大きく出ますからね。
マインドも変わりやすくなります。
「場の共有」も同じようなことですね。
長い時間、自分が目指す場所にいる人と過ごす
ことで、その人たちが、
何に関心を持ち、
どんなことを大切にして、
生きているかが肌感覚でわかるようになります。
僕も駆け出しの頃、
師匠にひっついて回るように過ごしていた時期が
ありました。
師匠のライブにせっせと顔を出し、
ライブが終われば朝まで打ち上げに付き合い、
師匠が
"何を考えているのか?"
"大事にしていることは何なのか?"
学んでいきました。
そういう場の共有の中で、まさしくマインドが
作られていきました。
「プロとしての心構え」ですね。
もしあなたが、今の状況を変えたいと思うのなら、
あなたが目指しているところにいる人たちと一緒に
過ごすことをお勧めします。
たとえタダ働きしてでも、
同じ場所で、時間で、共に過ごし、
一見無駄と思えるようなことと含めて全てを感じ、
吸収すべきでしょう。
その際、あなたがどこを目指すかが重要になりますが、
到達点が高ければ高いほどあなたは強烈に変わっていきます。
そして、「マインドの使い方」を知っていれば、
その効果は何倍、何十倍にもなるでしょう。
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